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目視録通信

Vol.216 施工管理と工事監理では、なにが異なるのか⁈

施工管理と工事監理、建築現場を管理する中で意味合いが異なっていることにお気付きでしょうか。建築士法など法律も含めて、施工管理と工事監理はなにが違うのかこの違いについて触れてみたいと思います。

「施工管理」とは、建設工事の現場において、工事請負契約に基いて工事施工会社が安全・円滑に建物を完成させるために行う「現場のマネジメント業務」のことです。主な施工管理業務としては「工程管理」「品質管理」「原価管理」「安全管理」の4つがあります。

「工事監理」とは、建築主(施主)の代理人として、「工事が設計図の通りに進んでいるか」を第三者の視点でチェックし、指導する業務のことです。工事監理の標準業としては「工事監理方針の説明等」「設計図書の内容の把握等」「設計図書に照らした施工図等の検討および報告」「工事と設計図書との照合および確認」「工事と設計図書との照合および確認の結果報告等」「工事監理報告書等の提出」の6つがあります。工事と設計図書との照合および確認、および確認の結果報告等、工事監理報告書等の提出は、建築士法で法定業務に位置付けられています。施工管理と工事監理は立場と役割りが異なることを理解して、相互確認することが望ましいです。施工管理にすべてを委ねて工事監理を怠ってしまうと品質の確保、公平性の保全、記録の保存などが不充分で建築主の不利益となる場合があります。法令順守の建築物を作るうえでも工事監理をしっかりとおこなうことが重要になります。当社では指摘・是正を含めた工事記録の保存と工事監理報告書に取り組んでおります。