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目視録通信

Vol.214 ホルムズ海峡閉鎖による第3次オイルショック影響…?!

残念なことにアメリカとイスラエルがイランを攻撃するというとんでもないことを始めてくれた。これによってホルムズ海峡は閉鎖、石油の輸送は完全に止められてしまった。ホルムズ海峡の石油海上輸送量は1日2090万バレルであり、ホルムズ海峡は世界のチョークポイント(窒息点)になっています。実は日本の原油輸入の約89%が中東に依存しています。日本は毎日タンカー2台分の石油をこのルートで輸入してきていたので、これがもう1ヶ月以上石油が入ってこなくなっています。ようやく別ルートからの調達が始まっていますが、輸送コストが掛かりコスト増となってしまいます。日本政府による備蓄石油の放出が始まりましたが…日本国内報道を見ているとどうも危機感が薄いように感じてしまいます。

輸送された原油は精製プロセスでLPガス、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油、重油・アスファルトの各種製品に分離されます。建設業界に対しては、物流・重機の生命線の軽油、ナフサ不足によるプラスチック建材不足(塗料・コーティング材・接着剤・シーリング材・ガスケット・ブチルテープ・合成繊維など)、重油・アスファルト材の不足など色々な分野に波及してきます。資材高騰に拍車を掛ける形になれば、需要の冷え込みに繋がってしまいます。ホルムズ海峡閉鎖が一日も早く解除されることを祈っています。
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