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目視録通信

Vol.176 驚異の進化するAI 高まる期待とフェイクリスク

驚異の進化を遂げているAIについての報道が過熱している。2022年11月リリースされたOpenAIのChatGPTは、僅か5日で100万人ユーザを超えてしまった。これは驚異的な普及スピードでFacebookの62倍、Instagramの15倍である。マイクロソフトは2019年から協業を始め、1.3兆円の出資を検討しているとのことである。ChatGPTは日本語でも入力可能実際に無料で試してみることができる。『建築物の安全性はどのように確認したらよいと思いますか?』と質問したところ、下記のようにそれなりの答えが返ってきている。しかしながら、現状ではトンチンカンな答えが返ってくることもある。対話を重ねることでAIは学習して精度を上げていくのであろうが、間違ったフェイクな答えが含まれていることを前提に精査しなければならずチェックする必要はある。会話を繋げていくことも可能で優秀なパートナーとなる期待がある。これからの進化が楽しみな面もあるが、フェイクを確認できるかリスクが心配な面もある。いずれにしても大きく変化するのは間違いない。