Vol.174　iPhone（LiDAR）三次元計測精度を検証しました！

iPhone12Proから第3のカメラ赤外線レーダー（LiDAR）が搭載されていることをご存じでしょうか。このLiDARにより点群計測ができて三次元の空間スキャンをおこなうことができます。いままでは処理時間が掛かったり精度が充分でなかったのですが、進化してきましたので精度検証をおこなってみました。検証に使ったのは当社の会議室、アプリでスキャンするのは１～２分程度、歩き廻って写真を撮るような感覚です。非常に短時間で点群処理、メッシュ生成、テクスチャリングがおこなわれ三次元データに変換されます。この三次元データ上ではデータ計測が簡単におこなうことができます。高さの実測データは2325mmで三次元計測と同じ、奥行きの実測データ6675mmに対して三次元計測データ6634mmで精度0.6%の状態でした。赤外線レーザ計測器と同等の精度を確保できることが確認できました。リフォーム現場調査などの空間スキャナとして活用できそうです。
デモを見てみたいなど興味のある方はぜひ当社までご連絡ください。

 

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