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スタッフコラム

建設業の人手不足の理由って?

皆様、GWはどのように過ごされましたか?
お仕事だった方、旅行に行かれた方、ご自宅でのんびりされた方…
過ごし方はそれぞれかと思います。

さて、本日は建設業界の人手不足について触れていきたいと思います。
このメルマガをお読みの方は建設業に従事されている方が多いと思いますので、
釈迦に説法で大変恐縮ではございますが、理由と人手不足解消のためにできることを
“社会に役立つ先進的な仕組みで現場課題を解決する”を経営理念に掲げ、
工務店の皆様のお困りごとに向き合ってきた立場から、ご紹介していきたいと思います。

「建設業界が人手不足になっていることなんて、とっくに知っているよ。」
という方も多いかと思います。

それでは、建設業界が“なぜ”人手不足なのかはご存知ですか?
様々な要因はありますが、本日は以下2つの理由をご紹介します。

1.若者が建設業を志望しないことによる「若手不足」
2.入職しても辞めてしまう「定着率の低さ」

それぞれ、どういう事なのでしょうか。

1.若者が建設業を志望しないことによる「若手不足」
「きつい・汚い・危険」の「3K」のイメージの定着や、
雇用条件が十分に整っていないことが理由と考えられます。

マイナビによる大学生を対象に行った
「人生において優先度の高いもの」というアンケートでは
「仕事」よりも「趣味」や「友情」に重きを置く学生が増えてきているという
結果が出ています。
(引用:Z世代・働き方と死後の価値観とは?【2022年最新調査で考察】
https://career-research.mynavi.jp/column/20220407_25603/)

このことからも、雇用条件が整っていないことが多い建設業は
選択肢から外れてしまうのかもしれません。

2.入職しても辞めてしまう「定着率の低さ」
特に高卒からの入職者の離職率が高く、3年以内の建設業の
離職率は45.8%となっています。
この数字は全業種の離職率39.5%と比較しても高い数字です。
(引用:厚生労働省「新規学卒者の離職状況」)

ここまでは人手不足の背景についてお伝えしてきましたが
次に、実際に人手不足解消のために企業ができる取り組みについてお伝えしていきます。

1.技能教育の推進、資格取得の支援
2.社会保険の加入
3.デジタル技術や最新設備による生産性向上

特に3のデジタル技術や最新設備による生産性向上は
直接、人手不足の解消に繋がる訳ではありませんが、
生産性を向上することにより、コスト削減や人員削減を実現することができます。

実は、国土交通省が発表している資料内で
「仕事を辞めた一番の理由として多かったもの」が記載されており、
若者回答の2位に「遠方の作業場が多い」がランクインしています。

これは単に「現場が遠い」ということではなく、
現場が遠くなることによる「拘束時間の長さ」が
「作業スタート時間が早くなる又は遅くなる」ことに対する不満、
「体力的な問題」に繋がっていると思われます。

実は、この仕事を辞めた一番緒理由として多かったものの2位にランクインしている
「現場が遠い」はデジタル技術の導入によって解決できます。

クラウドによる現場監理システムを導入することにより
「現場に必要な時にだけ行く」、「現場に行く回数を減らす」ことを実現します。

■現場監理クラウドサービス【目視録】
https://www2.mokusiroku.com/

クラウドサービスを導入したいけど、導入コストがかかるので手が出せない…
そんな方には「IT導入補助金」という
生産性向上を目的とするITツール導入時の費用を一部負担する補助金があります!

エー・エス・ディでは補助金の申請から、アフターフォローまで全て行いますので、
補助金の申請に不安がある方もご安心ください。

■IT導入補助金 お問い合わせ
https://www2.mokusiroku.com/contact/

※お問い合わせ内容に「IT導入補助金利用希望」とご記載ください。

■IT導入補助金
https://www.it-hojo.jp/

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。