Vol.178　大工半減！人手不足が深刻化　多能工育成できるか

今週3月26日の日経新聞に『大工が20年で半減　若者敬遠、住宅修繕の停滞懸念』という記事が掲載されました。建設業界の人手不足と高齢化は以前より警鐘が鳴らされていましたが、団塊世代の引退によって顕在化されてきました。20年で半減、30年で見ると1/3に減っています。このような時代になることを予見して、一般社団法人住宅改繕技能育成協議会（通称：住能協）では2008年（平成20年）から多能工育成に取り組んできました。

耐震性能や省エネ性能など住宅性能向上にも対応できる住宅メンテナンスの多能工育成が求められており、多能工になることで安定した収入や待遇を受けられるように整備できればと考えています。これにITなどのDXが加わると新しい若手職人も増えてくるのではないでしょうか。住能協では、第16期（5月9日～7月18日）多能工育成塾を募集しています。