株式会社エー・エス・ディ

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スタッフコラム

デジタル庁設置で何が変わる?

こんにちは。
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エー・エス・ディでは定期的にwebセミナーを開催しています。
https://www.mokusiroku.com/event/
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10月になり、気温もぐっと下がりました。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、
10月は「神無月(かんなづき)」と呼ばれています。

一般的に神無月は島根県にある出雲大社に各地の神様が出向くため、
神様が不在ということで「神無月」と言われています。

そのため、神様が集まる出雲大社がある島根県では
10月は逆に「神在月(かみありづき)」と呼ばれているそうです。

このように月の名前にはそれぞれ、和名があり「和風月名」と呼ばれています。
それぞれ、意味があるので調べてみると面白いかもしれません。

本日は来年秋の設置が目指されている
「デジタル庁」についてお話していきます。

デジタル庁とは各省庁のデジタル化を推進する司令塔です。
各省庁や地方自治体、行政機関の間を手続き全般の迅速化を目指すとしています。

特別定額給付金の給付の際に
役所が対応に追われていたことは記憶に新しいかと思います。
その他、住民票の取得、転入・転出の際の届け出などの際
役所に行く必要がありますが、役所は平日しか対応しておらず
行く時間が取れない方も多いのではないでしょうか。

私自身もパスポート取得時に戸籍謄本が必要だったため
最寄りの区役所に出向きました。

「ネット上で取得できるようになれば、
わざわざ役所に行く必要も無いし、
役所側の負担も減らすことができるのに。」
と感じたことを覚えています。

このメルマガをお読みいただいている方の中にも、
私と同じようなことを感じている方がいらっしゃるのではないでしょうか。

現状、ほとんどの行政手続きの際は役所に「行く」必要があり
これらの「デジタル化」が実現すれば
私たちの生活はより便利になることが期待されています。

実は行政サービスを自分のスマホやPCから
受けられるようにするために国は既に「マイナポータル」と呼ばれる
オンライン行政サービスの専用サイトを作っています。
ですが、まだこのサイトのメニューはまだまだ少ないのが現状です。

この専用サイトのメニューを充実させ、必要な情報が揃うようになれば
定額給付金などがすぐに銀行口座に振り込まれたり
一つの手続きのために、各役所を行ったり来たり…
なんていう手間を省くことができます。

この仕組みを実現する鍵は「マイナンバーカード」です。
マイナンバーカードは来年3月には、健康保険証として使うことができるようになり
将来的には運転免許証としての利用、スマホへ機能を搭載し一体化
ということも検討されています。

これらが実現できれば、私たちの生活は確実に便利になります。
ですが、心配なのはデジタル化による落とし穴です。
先日のメルマガでもお伝えしましたが
最近ではドコモ口座と紐づいた銀行口座からの不正引き出しが問題となっています。

このドコモ口座での不正引き出しでは
口座開設時に2重認証が無かったことが問題とされています。

マイナンバーカードと口座情報や健康保険証、運転免許証などを
紐づけることにより安全性を懸念されている方も多いと思います。

マイナンバーカードの交付枚数率は全国で15.5%にとどまっています。
(令和2年3月1位日現在)
まだまだ、普及率は高いとは言えません。

日本のデジタル化を促進するためには
セキュリティ、マイナンバーカードの普及率向上など
クリアしなければならない課題がたくさんありますが
どこまでデジタル化が進むのか…今から楽しみです。

私たちエー・エス・ディも皆様の大切な情報をお預かりしています。
目視録に保管することによって、情報に付加価値が付く。
そんなサービスを皆様にご提供したいと考えています。

本日もお読みいただきありがとうございました。