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スタッフコラム

新しい働き方で見えてきた「可視化」・「見える化」へ

こんにちは。
前回までのメルマガでは地方創生につながる新しい働き方について
触れてきました。
コロナウイルスはたった半年で働き方を一変させた
大きな社会改革であり、生活様式の変化となっています。

この状態はいわゆるパラダイムシフトだとの記事も見かけました。

パラダイムシフト…
最近よく聞く言葉ですが、実はぼんやりとしか理解出来てなく
改めて調べてみると
いままでの考え方や物の見方・価値観が劇的に変化すること
という事で、意味を理解すると納得です。

その中でビジネスの現場では
「可視化」・「見える化」が注目されてきました。

「見える化」とは
「いつ・どこで・誰が・何をしているのか」を
分かりやすくグラフなどを用いて目に見えるようにすることで
現状を把握できる状態にするということです。
仕事の見える化によって
埋もれてしまって見えていなかった業務の進め方や
そのコツも見えてきます。

弊社の施工品質記録の目視録も
施工記録を目視録上に残し、現場共有・管理を行うための
「見える化」を提供するクラウドサービスです。
https://www.mokusiroku.com/function/

ところで
「可視化」と「見える化」は
同じような言葉の意味で使われることが多いのですが
意味合いで使い分けをしています。

可視化とは
形のないものを目で見て分かる状態にすること
例えば、業務プロセスや顧客満足度など
実際に目に見えないものを映像やグラフにして目える状態にすること

見える化とは
可視化に加えて、いつでも見える状態にすること
常に見える状態であり、改善のための行動を起こせるようになっていること

では業務における「見える化」で期待されることとは

1.テレワーク中の状況把握
課題解決を行うためには正確な要因を知る必要があります。
今まで見えていなかった課題解決への糸口を
見つけ出すことができます。
例えば社内ネットワークへのアクセスなど環境の問題も
課題として挙げられます。
可視化されていない情報にどのようなものがあるかを考え
見える化すべき情報を整理し選定していく事が大切です。

2.勤怠状況の改善
各業務を洗い出しスケジュールを見える化にすることで
業務状況や作業量などの確認が行えます。
勤怠状況が見えてくることで生産性向上にも繋がってきます。

3.コミュニケーションの環境づくり
仕事のパフォーマンスをあげるには見える化は効果的です。
目に見えるようにする事で問題点に気付くことが出来
それを共有・改善のための対策を効果的に行う事ができます。
弊社でもチャットを活用していますが
スタッフ同士の業務内容の確認で役立っています。

コロナウイルスは「目に見えない」恐怖があり
働き方の急激な変化の対応や、
一方で在宅勤務が行えない業種
通勤時による不安など様々なストレス要因も出てきます。
このような現状も「見える化」することでいち早く
現状を把握し対応していけるのではないでしょうか。

働く状態もかわり数か月が経ちましたが
そこから見えてきた課題も
色々出てきたのではないでしょうか。

もちろん在宅勤務に限らず
今の業務について
まずは可視化から、そして見える化へと
進めてみてはいかがでしょうか。

以上、本日は
新しい働き方で見えてきた「可視化」・「見える化」へ
について
お届けしました。

本日もお読みいただき、
ありがとうございました。