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目視録通信

Vol.181 なんとなく空き家急増 空き家対策特別措置法成立

賃貸・売却・二次的住宅など用途が定まっていない『なんとなく空き家』が急増している。
平成30年住宅・土地統計調査によると1993年から2018年の25年間でこのなんとなく空き家は149万戸から348万戸の2.3倍に増加した。相続により実家を引き継いだものの持ち家もあり用途を決めないままに放置される住宅が増えているのである。東京都世田谷区には91万人49万世帯が暮らしているが、空き家が5万戸以上なんと10%以上が空いた状態になっている。空き家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律が6月7日に成立した。除却される特定空家となる前の段階で、空き家活用を促進したり、管理不全空家に対して悪化防止するために指導・勧告や固定資産税の住宅用地特例を解除するなど対策を講じることができるようになった。