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目視録通信

Vol.151 令和3年 あけましておめでとうございます

コロナ禍によるパラダイムシフトとデジタル化推進
令和3年元旦より確認申請書の押印が不要に!

令和3年 あけましておめでとうございます。
年明けもコロナウイルスの感染拡大は歯止めが利かない状態にあります。確かにコロナウイルスによって価値観が変化せざるを得なかったのは事実だと思います。しかし一方で価値観が変化すると言うことは、新しい様態の始まりであるとも言えます。昨年はテレワークにシフトしてリモート会議によるコミュニケーションが当たり前になりました。

場所に依存しなくなりましたので、全国どこでも意志さえあれば繋がることが可能となりました。今まで時間拘束型だった勤務は、これから益々成果重視型の働き方に変わり多様化していくのではないでしょうか。都市にこだわる必要性も無くなりますが、地域展開するとしても地域格差は拡がる傾向にあるのではないでしょうか。

菅政権では押印や対面規制を撤廃・縮小する法整備に取り組み始めている。河野太郎規制改革相は「本人確認にならない認印はすべて廃止する」と表明されていて、確認申請書も令和3年この元旦より不要になるようである。これからデジタル庁などの活動が始まると思いますが、官民あわせて両方でデジタル化が推進されていくことになります。

非接触やネットワークのデジタル化移行できる部分と物流や建築など現物や現場が必要な部分は分けて考える必要があります。amazonやUberEatsはコロナの巣ごもり需要で物量が増える傾向にあります。建築においても依頼内容が明確にできればネットからの依頼も増えていくのではないでしょうか。当社にもいろいろな連携が持ち掛けられており、積極的にデジタル化を推進していきますので、本年もよろしくお願い致します。

技術部 部長より新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
技術を担当しております南雲 俊男でございます。

改めて言うまでもなく、昨年は全ての個人・組織が新型コロナウイルスの影響を大きく受けました。弊社も例外ではなく、テレワークの導入、クラウド型システム利用の促進、オンラインセミナーによる営業活動等々、多くの変化がありました。しかしながら、弊社は以前から『目視録』というクラウドサービスを生業として来たこともあり、ITを利用した変化にはスムーズに対応でき、業務への支障も最小限に抑えられたことも事実だと思います。
このような大きな変化を求められる事象は感染症だけでなく、大災害や金融危機など近年でも度々発生しています。その度に人間は知恵を集め克服して立ち直って来ました。今回の新型コロナウイルスもその一つと考えると、変化のチャンスであり、克服してもう一段前に進むことができるのではないかと考えています。
また、社会的には多くの負の側面も浮き彫りになりました。IT業界に携わるものとして残念なのは、いつの間にか「IT後進国」と揶揄されるほどのIT化の遅れです。テレワークを導入したものの元に戻ったという話も聞きます。業務改革の遅れ、意識の問題など色々要因はあると思いますが、IT業界の力不足も一つの要因になっているかもしれません。スマートフォンやSNS、動画配信など海外勢への依存度が益々上がっている中、もっとITベンダーも奮起しなければという思いを強くした年でもありました。

さて、コロナ禍においてもテクノロジーの進歩は止まることはありません。ITに関して言えば、5G/6G、AI、IoT、AR/MR/VR、量子コンピュータ、ビッグデータ、ブロックチェーン、自動運転、セキュリティ、etc. どれも人と社会をささえて豊かにしていくものですし、今年も継続して発展していくと考えられます。弊社サービスにおいても品質向上支援やデータ信憑性確保に使えるテクノロジーについては取り組むべき課題と考えます。
当社では 『社会(人)に役立つ先進的な仕組み(情報サービス)で現場課題を解決する(Advanced Solution Design!)』という経営理念に基き、社会の変化を見据えながら、引続き皆様の業務品質向上、生産性向上をはじめとする現場課題の解決にお役立ちできるようサービスの拡充を進めて参ります。

今年もどうぞ株式会社エー・エス・ディ、並びに弊社クラウドサービスをよろしくお願い申し上げます。